弁護側とのやりとりの概要の続き

前回の被告人尋問の続きである。
なお、内容について使用する略語は、第1回公判第2回公判で説明しているため、
適宜参照願いたい。

H28年1月31日、
Kは入院を嫌がっていたAが入院してくれたことのご褒美と称して、
山口に旅行に行った。
この時出発は夜中の1時過ぎだった。
学校で他の生徒が起こしたトラブル対応のため、Kは出発が遅れた。
山陽自動車道を走っていたが、道中眠くなり高速を降りた。
高速を降りたのは、運転中に寝ているとAから指摘されたのもあったからである。

高速を降り、コンビニでコーヒー買って車で寝ようと思ったが、
車の通りが激しく、音がうるさかったので眠れなかった。
そこでLHに行き、風呂に入って寝た。
その後、山口を巡り、目的のグリー○リッチホテルというビジネスホテルに泊まった。

2月6日、20時46分にAと電話し、21時からLHに行った。
コンビニ弁当を食べて、風呂に入って寝ただけである。
2月12日、23時16分にAに電話し、23時54分LHに行った。
この日のLHは前回とは違うホテルである。前回のホテルが満室だったためである。
この日もコンビニ弁当を食べて、風呂に入って寝るだけであった。

2月13日夕方にAに電話して車で合流後広島市内に向かう。
鉄板焼き屋→ドンキ→カラオケと巡り、夜中の1時を過ぎていた。
夜中の2時過ぎにLH入った。

2月20日も広島市内に行った。このとき興信所に尾行されていた。
この日は飯を食べるだけの予定だったが、Aの希望でドンキ→カラオケが追加された。
ドンキではAにお金を渡して買い物させていただけなので、何を買ったかは不明である。
その後車の中で、Aが転院する話になりAと口論になった。
Aはパニックになり、このままでは過呼吸になって意識を失うと思ったのでLHに行った。

転院とは、Aの主治医が鎌倉に転勤になるということで、
Aも転院せざるを得ないというものだった。
しかし、Aは転院が嫌だが、鎌倉の大仏は見たいと言っていた。
結果的に、Aは鎌倉には1週間の旅行みたいな感じで行くということで納得した。
なお、LHではAを寝かせただけである。

話は変わり、Hの生活保護の件でAを脅したことはない。
生活保護受給者のHは車に乗っているが、大丈夫なのか?と、
Aに聞いたというくらいであり、脅してはいない。
このことはHにも確認した。

話がまた変わり、Kは電マなどもっておらず、どんなものか、何に使うかも知らない。
肩をマッサージするものは知っているが、カバンに常備などしていない。

H28年3月2日、HとYがB高校に来て、興信所の報告書を見せた。
AがKとTMしたと言ってるとHは言うが、Kはしていない。
するはずがない。

Aの写真についてのやりとりの概要

LHではKが先に目をさます。Aは眠ると10時間くらいは寝るからである。
2月6日、写真を撮った。これは、この日以前にLHで寝ていたときに、
Aの裏拳がKの額に当たって痛くてKが起きたことがあり、
このことをAが起きてから告げるとAはそんなはずはないと言った。
もし次そんなことがあれば、写真撮ってくれと言われたので、撮った。
そのとき、たまたまAの胸が写真に写った。
二人ともLHのガウンを着て寝ていたから、多少寝相の悪さによってはだけていた。

この写真を見せると、Aは全裸になり、ベッドに仰向けになって、
陰部を開いた。そして、写真を撮ってくれと言ってきた。
断ってもしつこいので、取るだけ撮って捨てる予定だった。

あくまで写真はAの寝相の悪さをAに見せる目的だった。

個人的見解

KはLHではTMしていないというのなら、
なぜAはTMしたというのか。Kを陥れるためか?
Kを信頼しているはずなのに、なぜAはKを陥れるのか。

KはAの病状についてこう説明していた。
Aは人の発言の内容に自分の意見を迎合させる性質がある。
例えば、ある人がAに「これは黒だ」というと、Aはそれが黒だと言うが、
別の人が「それは白だ」というと、Aはそれを白だと言う。
このように、Aは自分の発言・意見を接する人によって変えるため孤立する。
なかなか打ち解けられなかったり、話を聞いてもらえなかったりする。

AがKとTMしたというのは、AがHの優しさに初めて触れたことで、
LHに行った=TMしたんじゃないのか、というHの発言にAが迎合したからである、と。

果たしてそんなことあるんだろうか。
確かにAは精神的に病んでるかもしれないが、
してないTMをしたと言うことに、何のメリットがあるのか。

今回も長くなったので、
次は検察側とのやりとりをまとめていく。