事件関係人の情報

この事件は当初マスコミにも取り上げられた。
法廷には多くのマスコミがいたので、今後もマスコミが注目するだろう。
なお、表現に関しては極力オブラートに包むこととする。

県立高校(以下、B)の教頭(以下、K)が、
Bの定時制の生徒だった少女(以下、A)とチョメ(以下、TM)ったことで、逮捕・起訴された事件である。
当サイトでは、BやKという表現を用いているが、
このBやKについての具体的名称は、
この記事のタイトルで検索すればわかるであろうからあえて記載しないこととする。

また、Aの母親は生活保護を受給しているが、
車を所有しているという状態であるらしい。
Aの父親については、初公判では登場していない。

事件に至るまで

Aは定時制の生徒であるが、授業を抜け出すことが多く、
いわゆる学校生活はうまくいっていない部類に属する。
教師に怒られることが多く、怒鳴られることにうんざりしていた。
そん中、KがAに授業に出るよう促すが、AはKを他の教師同様嫌っていた。

Kは時には厳しく時には優しくAと接し、Aの相談にのるなどしていた。
Aは次第に心を開き、Kに対して「教師として」信頼できるし、「教師として」好きになった。
Aの母親も、Kを今までにない教師として信頼をおくようになった。

AはKのおかけで自分が変われると思い、
Kに手紙やメール等で、好きである旨を伝えたり、Kが座る椅子の肘掛けに座ったりして、
KがいなければAは生きていけない、結婚したいなど猛烈にアタックしていたらしい。

そうして、KはBの外部でAと会うようになる。
このことは、Kの家族、Aの母親も了解してのことらしい。
Aは精神が安定しないことが多く、リストカットを繰り返すこともあり、
KはAが自傷行為の結果、死ぬのではないか、それを止められるのは自分しかいない、
と思い、Aと電話番号等を交換している。

ある日、Aは電話でKに不安を伝えると、Kは車でAの自宅に迎えに来た。
夜遅い時間(23時ごろ)である。
このときKは、まだAを心配してのことだったであろう。

検察側(A)の主張の概要

車の中で、AとKは、運転席と助手席という位置関係で話し込み、
Kが突然Aに接吻をかましてきた。
その日はそれで終わったが、2回目に外で会ったとき、
食事をして、買い物に行き、カラオケに行って、ラ○ホ(以下、LH)に行った。
LHではAとKはTMした。Aは嫌だったし、Aが誘ったわけはない。

また、山口に2人で旅行に行った帰りにもLHに行ってTMした。
さらに、KはAが寝ているときに、Aの全裸をタブレット型端末で撮影した。
その画像がメモリに残っている。

KはAが17歳以下であると知りながら、
AとTMし、さらに、その裸体の画像を撮影し保有したものである。

そんな中、山口旅行の帰りでよったときに、
Aが持ち帰ったLHのライターが、母親に見つかった。
Aは母親にこれ以上隠せないと思い母親にKとのことを話した。
Aの母親は怒り、そのことをKに問いただした。
KはLHには行っていないと否定した。

Aの母親は探偵に、AとKの素行調査を依頼すると、
後日、AとKがLHに入る証拠写真を提出してきたので、
母親はAとKがTMしていることを確信した。

そこで母親は、Kにその証拠写真を見せて、
再度AとLHに行っているではないかと問いただしたところ、
Kは認めた。

弁護側の主張の概要

基本的にはAの主張を否定するものだった。
すなわち、
KはAと接吻していない、
KはAとLHに行ったが、TMしていない、
また、裸体の写真を撮っていない。

LHでAが寝ている姿の写真を撮ったのは事実だが、
ことさら猥褻な部分が映った写真ではなく、
Aの寝ているところを撮影したものであり、
Aが起きてからその写真を見せることで、
円滑なコミュニケーションを図ろうとしたものである。

また、偶然に猥褻な部分が一部映ったものであり、
猥褻目的で撮影・保有したのではなく、すぐに削除するつもりであった。

Aはメールや手紙でKに対して「結婚してほしい」など伝えているところ、
KはAの精神不安定を案じ、Aを心配するあまり、電話番号を教えるなどして、
親身になって相談に乗っていたものであり、
LHに行ったのは、TM目的ではなく、夜遅く又は朝早くまでの話になり、
疲れと眠気により、仕方なく休憩するためである。

個人的見解

まず、教師という立場上、生徒の相談に乗るというのは理解できる。
そして、学外で会うというのも理解できる。
しかし、「2人きり」というのがちょっと気にかかる。
たとえ、Aの母親やKの妻の了承があったとしてもだ。

まして、なぜ休憩のためにLHに行くのか。
車のシートを倒して寝ることではダメだったのか。
しかも、KはAとLHに行ったことを、
Aの母親に問い詰められたときに、初めは否定していて、
探偵の証拠写真を見るや認めている。
後ろめたいことがあるはずである。

さらに、何故、山口旅行に連れて行く必要があるのか。
KはAをもはや特別扱いしているとしか思えないし、
LHに行って、TMせずに他に何をするのか。
ダンスか?勉強か?まさか、ボルダリングじゃあるまいな。。。

LHに行くという道を外したKの今後をマスコミよりも詳細にお伝えして行く予定です。
次は、検察官と弁護人による、Aへの尋問の概要を報告する予定です。