「履歴書」で押さえておくべきポイント
履歴書は、相手(募集側)が自分(応募側)の概要を知る書類です。
履歴書には大きく分けて、
-氏名・生年月日(年齢)・性別・住所・電話番号欄
-学歴・職歴欄
-資格欄
-趣味・特技欄
-志望動機・転職理由欄
-本人希望欄
があります。
これらのうち、どの欄が特に重要だと思いますか?
上の3つは、転職を考えている社会人であれば、
誰でも当たり前に書くことができるはずですね。
では、どこを気合入れて書くべきでしょうか。
答えは、下の3つです。
それぞれを説明していきましょう。
趣味・特技欄
ここは、相手が自分に関心を持つためのネタになります。
例えば、趣味が「読書」と書くよりは、どうゆうジャンル(作者)の本が特に好きなのかを書くと、
相手が着目しやすくなるだけではなく、面接時等の会話のネタになる可能性が高くなります。
ポイントは、「ちょっと具体的に書く」ということです。
別の例として、「運動」と書くよりは、「筋トレ」など、どういう運動を、何を目的にやっているのか、
というところまで書いた方が無難です。
しかし、あまりマニアックになりすぎないように注意も必要です。
例えば、どんな器具を使って、何時間やっているとか、詳細に書く必要はありません。
詳細な内容は、面接等で聞かれた時のために取っておきましょう。
志望動機・転職理由欄
ここは最重要部分です。
転職理由としては、たとえ本音であってもネガティブなことを書くのは避けましょう。
例えば「給料が低い」「残業が多い」「人間関係がうまくいかない」などは、
よい印象につながりにくいので、書かないことをお勧めします。
要は、本音と建前をうまく使い分けることがポイントです。
相手のどういうところに興味を持ったのか(志望動機)、
現状にはない部分が相手にはあり(転職理由)、その部分で自分の力を発揮していきたい、
ということを基にして自分の言葉で書くのがよいと思います。
まったく異なる業種・職種への転職の場合は、
「新しいことにチャレンジしたい」ということがわかるような内容を書くとよいと思います。
本人希望欄
ここは自分の給料などの希望を素直に書くのがポイントです。
どうしても譲れない条件があれば絶対に書いておきましょう。
(多くの場合は給料だと思われますけど・・・)
自分の意思を明確に伝えて後悔しないようにしましょう。
最終チェック
履歴書を書き終えたら見直しましょう。
このとき、上述したポイントに加えて、日付を必ずチェックしましょう。
おそらく、書類は複数の応募先用に作成すると思うので、
日付が古いままであると相手に使いまわしているとすぐに気づかれます。