35歳を超えると書類通過率が激減する

20代で転職するのと、36歳で転職するのでは、
企業に応募した際の書類審査が合格して面接に進める率が著しく低下します。
応募の1割が通過すればよい方だと思っていた方がよいでしょう。

30代の転職は、ポジション的に中間に位置するため、
職務経歴書の経験値がかなりのウェイトを占めます。
20代なら新しいことへのチャレンジ精神は高く評価されますが、
30代となると、部下のマネージメントや、周りとの調整力が必須になる可能性が高いと思います。
そのため、職務経歴書にはそういったことがわかるように記載しておく必要があります。

書類の通過率が低下するということは、
応募してもNGである可能性が高くなるので、
「どうせダメだ」と思ってしまいがちですが、
モチベーションを保ち続けることが重要です。
これが下がると、転職の失敗や後悔を招いてしまいかねません。

ですので、年齢に応じた心構え・忍耐力が必要になります。
それを認識した上で応募していくことになります。


現在の職場での自分の都合を検討しておく

転職エージェント等を使って企業に応募すると、
1週間前後でなんらかの結果がある場合が多いと思います。
そのため、面接に進んだ場合に備えて、
職場で時間の都合がすぐにつけられるかを検討しておきます。

忙しすぎるときにのように、時間的調整が難しいと、
面接に進めた場合でも、心的余裕がなくなりがちなので、
ある程度の心のゆとりが持てる状況で応募することを意識するとよいと思います。

しかし、ブラック企業に勤めているなど、転職に急を要する場合は、
何がなんでも時間を作るようにしましょう。
ちなみに、私は強引に時間を作ってました。


長期戦になることを覚悟しておく

自分の年齢にかかわらず、なかなか書類が通過しないこともありえます。
私は年齢のせいもあってか、最長で2年以上かかったことがあります。
あらかじめ、転職活動が長引くかもしれないと頭の片隅に置いておくことで、
長期戦になることによるモチベーションの低下を防ぐことにつながります。

また、このことは「どうせ書類でダメなんだろう」というネガティブなことを想起させるためではなく、
長期戦にはせず、極力早めに決着をつけてやる、という自分への戒めにも役たちます。

私は2年以上かかった転職活動では、書類NGのときには、
その企業は見る目がないとか、そんな企業に行かなくてよかったと思うようにしてました(笑)
要は、活動中にもあらゆることを経験値(モチベーション)に変えていく心構えが重要だということです。