自分の価値とは
自分の仕事に対する評価としての賃金が現職での価値に相当する、と考えるのが妥当でしょう。
この考えでいくと、ボーナスの査定がどれくらいだったかというのが、
ボーナス査定期間におけるあなたの企業からの評価になります。
例えば、ボーナスが年2回あるのであれば、半年におけるあなたの評価です。
しかし、ボーナスには固定部分と査定により変動する部分がありますので、
固定部分はあなただけの能力では決まらないことが多いです。
つまり、ボーナスが査定によりプラスされた部分が純粋なあなたの評価になります。
ボーナスが基本給の1.5ヶ月分という水準なら、
基本給が15万円とすると、22.5万円は企業の利益分から当然にもらえるもので、
それにプラスαされて、ボーナスのトータルが25万円だとすると、
2.5万円があなた自身の貢献度、評価となり、企業から見たあなたの価値になります。
また、1年経つと通常昇給があります。
このときの基本給等のアップ率は、1年を通してのあなたの評価であり、価値になります。
現状の価値の妥当性
現職における自分の価値は妥当なのでしょうか。
おそらく、自分をもっと高く評価してほしい、なぜこんなに給料が低いんだと、
思ってる人が多いのではないでしょうか。
極論で言えば、同僚と給料明細を見せ合って、
どれくらいボーナスや、昇給があったのかを教えあえることができれば、
納得する人は多いかと思います。
企業によっては、目標管理シートなるものがありますが、
自己評価と上司の査定とがあまりに食い違っていて、
自分では到達度がAランクと判定してても、上司にはBランクと判定されることもあります。
自分は自己を高く評価する傾向にあり、
上司は自分を高くは評価しない傾向にあるように思います。
したがって、現職におけるあなたの価値は、
妥当ではない場合がほとんどなのではないでしょうか。
しかし、結局のところ、現状に自分が満足、納得しているかどうかによります。
年収査定サービスを利用しよう
それには転職サイト等で実施している無料の年収査定サービスを利用するのが最も早いです。
ネットでアンケート形式に答えていき、
その結果が市場におけるあなたの年収という形で価値を提示してくれます。
しかしながら、年収査定サービスを1つ利用したところで、
その信ぴょう性は低く、妥当性の判断ができないでしょう。
そこで、複数のサイトで年収査定サービスを使い、
その中で、最も低い査定を信じるのがショックが少なくてよく、
妥当である可能性が高いと思います。
ほとんどの場合、現職よりも高く評価されると思うので、
あまり結果を鵜呑みにしてもいけません。
結果の8割程度と思っておいた方がよいかもしません。
以下、サービスを幾つか列挙しておきます。
・パソナCAREER
・@type
・リクルートエージェント
・インターベル(アパレル専門)
参考にしてみてください。
使っても就活において損はしません。