一般的に何回以上が多いのか

求人票を見ていると、応募条件欄に転職回数の記載があることがあります。
私の経験上、転職回数の目安は、募集している求人の年齢にもよりますが、
概ね2回まで、というのが一般的な基準だったと思います。
転職回数を条件に入れている理由は、単に応募者をふるいにかけやすい、
ということだと思います。

ですので、3回以上の転職回数は多いと考えられているかと思いますが、
応募が不可能というわけではないです。
しかも、私の経験では、30代後半における転職回数が2回まで、
ということなので、40代以上の場合だと3回以上でもありえるかと思います。

ちなみに、私は10数年で正社員として5回の転職をこなしてますので、
その経験を求職中の方に活かせられたらと思ってます。

転職回数が多い場合であっても、
退職理由が前回説明したような建前としてしっかりしていれば、
採用されることは十分にあります。私がそうでした。


年数と転職回数の関係

転職回数が2回までの応募条件が多いと記載しましたが、
例えば社会人経験20年の人の場合、転職回数が3回でも多いとは思われないことが多いです。
結局のところ、年数と回数の関係が重要なのです。
10年で3回よりも、20年で3回の方が経験値としてはよいと考える企業もあるからです。

逆に10年未満で転職回数3回以上だと、辛抱が足らないとか、
何がやりたいのか、といったように、デメリットとして捉えられることが多く、
不利に扱われるかもしれません。
ちなみに私は十数年で5回、多いかなと思います。。。
ですが、それでも5回も転職できたわけです。
しかも、半年で転職したこともありますしね。

とはいうものの、やはり短期間での転職回数が多いと、
就活が厳しくなることは十分に想定されます。
年数と転職回数を念頭においておくのは悪くありません。
よく最初の会社は3年で転職する、ということを聞きまますので、
3年というのが、動き出す一つの目安かもしれませんね。


まとめ

短期間で転職を繰り返すのはやはり不利でしょう。
しかし、ブラック企業に在職しているなど、自分の心身に悪影響を及ぼす環境であれば、
それらは考慮されうると思います。

ですので、転職回数が多いと思っていて、就活が上手くいかないときは、
退職理由として、嘘でもいいので、ブラック企業のせいにするのも1つかもしれません。

私は就活での退職理由は、勤務地が条件と異なっていたということや、
仕事内容が面接時の内容と大きく食い違っていたことを挙げていました。
これらの結果を踏まえると、自己の責任ではない理由による退職は、
決して不利ではないと考えます。
よって、嘘でも、転職回数の多さによるデメリットを薄めるために使うべきなのです。