自己紹介は短からず長からず

面接ではまず100%自己紹介をさせられます。
自己紹介はだいたい3分〜5分程度が望ましいとされていますが、
4分以内に抑える方がよいでしょう。

では、自己紹介をどのように対処すればいいのでしょうか?
これがわからなければ

suzu201606080i9a6770_1_tp_v なんで面接に落ちたんだろう・・・と、
悲しい結果を招きがちです。

自己紹介は、あくまで自己紹介であるので、具体的な職務経験は不要です。
まして時間も限られているわけですから、むしろ足らない内容くらいでも十分です。
自己紹介で見られている要素が何かを理解しておく必要があります。

では、相手は自己紹介を通して何を見ているのでしょうか
自分の名前・年齢・職歴など、言えて当たり前なのです。

そうです、これから話す内容を、与えられた時間で的確にまとめられているか、ということです。
くだけた表現を使うとすると、漫才で言うところのいわゆる「ツカミ」にあたる部分かもしれません。
面接官に「自己紹介をしてください」と言われた場合、
話す内容が短すぎたり、長すぎてしりつぼみになっていないか、という点が見られています。

一言で説明するなら、
「自分が聞いていて心地よい長さ」
というのがいいでしょう。
さらに、もう少し聞きたいと思わせるレベルならベストです。


話すスピードはゆっくりめがいい

決められた時間内に自己紹介をすることになりますが、
あまりに早口だと内容はよくても「ツカミ」としては失敗に終わります。
普段が早口の人はゆっくりめのスピードを心がけて話しましょう。

私の経験上、話すスピードが極端に遅いという人には出会ったことがないので、
多くの人は普段喋っているスピードくらいでOKなはずです。
ですので、緊張などによって、つい早口になってしまわないように気をつけるだけです。

早口になると、必然的に自己紹介の時間が短くなってしまうばかりか、
相手も聞きづらくなり、印象が悪くなってしまいかねません。
こうならないためにも、
就活サイト一覧や、その他転職サイトに登録して、エージェントと練習するか、
自分でイメージトレーニングしておきましょう。

面接官は話すスピードにより、「心のゆとり」を見ています。


自己紹介のベターな内容は!?

では、どのような内容を自己紹介で話すのがよいでしょうか。
面接官は、履歴書と職務経歴書を手にしてるはずですよね?
どちらをベースにするとよいでしょうか?

そうです。履歴書ベースに自己紹介をまとめます。
名前、年齢に始まり、高校入学〜卒業、大学入学〜卒業について話を進めましょう。
職歴が少ない(初めての転職の)場合は、時間かせぎと今後の話のタネにするために、
在学中にアピールできる部活などの経験を話しておくのがよいでしょう。

職歴が(複数)あれば、それについて入社年月日、社名、規模(社員数)などを説明し、
自分がその会社でどのようなことをしていたのかを簡単にまとめます。
営業、エンジニアなど、自分の職務で主に扱った分野を短めに説明すればよいでしょう。
このとき、職務経歴書の一部を引用するようにすればいいと思います。
ですので、履歴書+職務経歴書の一部
という感じでよいと思います。
もしあれば、退職年月日も付け加えておきましょう。

面接官は、履歴書と職務経歴書に自分の発言との不一致がないかを見ています。

以上を踏まえて自分のスタンスを検討してみてください!