別の企業に応募するかどうか

面接後、その会社から内定が出るまでに次の求人に応募するか、
内定が出た場合にその会社に行くのか、
内定が出なかったと確定してから、次の求人を探すのかなど、
自分の次の行動をある程度考えておきましょう。

時期によっては、ある会社での面接後に、
よりよい求人が出る可能性があるので、その判断は難しいでしょう。
ですが、一応は、別の企業にも応募していくことを前提にしていた方がいいと思います。
たとえ内定が出ても、必ず返事をする期限を聞いて、ギリギリまで検討しましょう。

理想形は、複数の会社から内定がもらえて比較できる状態ですが、
それはそれで難しい場合が多いので、
じっくり考える必要があります。

もし、面接後に疑問点がある場合、転職エージェント経由での応募であればエージェント経由で、
個別応募であれば面接担当者に直接確認しておくのも重要です。
また、内定がもらえた場合に、職場の環境を見せてもらえるのであれば、
職場を見せてもらうのもよいでしょう。

要は、面接後に疑問点が残らないようにすることと、
自分の次の動き方を検討することが大事です。

就活自体を続けるかどうか

就活期間が比較的長くなっていて、面接後の手応えがいいと感じると、
内定が出た場合、就活の苦労から解放されたい気分になることがあります。
内定を受理してその会社に入社の意思表示をすると、就活が終わることになります。

それとも、一度頭をリセットするために、一時的に就活を中断するという手段もあります。
転職エージェントは内定が出るとあなたのことを高く評価するものですが、
入社後のことまでは何も保証してくれません。
はやる気持ちを抑えつつ、自分を冷静に見つめ直しましょう。

現職における退職等調整

転職する以上、現職を退職することになるので、
そのタイミングを検討しておかなければなりません。
例えば、ボーナス時期の直前で退職するよりも、
ボーナスをもらってからの方がよいという場合です。

つまり、面接後の応募先からの結果連絡のタイミングによって、
現職を辞める時期をうまく調整しなければ、損につながりかねないということです。
また、有給休暇が残っているなど、使えるものがある場合には、
それらもうまく消化できるように調整していきたいものです。

以上を踏まえて、面接後の自分の動き方を検討してみてください。