データ通信専用SIMのメリット

SIMにはSMSが可能な通話タイプとデータ通信専用の2種類があります。
データ通信専用SIMではSMSが利用できないので、
電話番号で簡単にメールすることができません。

そんなデータ通信専用SIMですが、メリットがあります。
・最低利用期間がない
・解約時の違約金がない
・契約するのに身分証明書が不要である
などです。

つまり、簡単に利用を開始できるとともに、いつ解約しても大丈夫というものです。
ですので、気軽にスマホやモバイルwifiを使ってデータ通信をすることができます。
契約の初期費用として3000円〜4000円の手数料がかかることがありますが、
それを実質的にもっと安くする方法もあります。
その方法については、また後日書くことにします。

楽天モバイルのメリット・デメリット

数あるSIMフリーの中で、あの楽天が取り扱っている楽天モバイルは有名なヤツの1つですね。
とりあえず、データ通信量は5G/月で契約してみました。

すると、こんなのが送られて来ます。


で、SIMを外してモバイルwifiにセットするわけです。

docomoの回線を使えるので、時間帯と地域によると思いますが、
通常であれば速度にストレスは感じません。

楽天モバイルのメリットは、楽天ポイントで月額の支払いができることです。
楽天市場や楽天カードなどを使っている人はポイントが貯まっていると思うので、
毎月の支払いの一部又は全部を楽天ポイントで払うことができるので、
実質的な月額を安くすることができます。

また、その他のメリットとしては、
開通月が無料になるということです。
月初に開通すれば、ほぼ1ヶ月無料で使うことができます。
しばらく使ってみてダメなら解約すればいいのです。

実際に使ってみた結果はこんな感じです。
楽天モバイル5Gプランは、1ヶ月5Gまで高速通信を利用できますが、
連続する3日のデータ通信量が1Gを超えると速度が制限されます。
2017年3月1日からこの制限は撤廃されました。


このように3日感で1G超えると、翌日、速度が制限されます。
速度制限は、他の多くの会社でも採用されていますので、
使いすぎには注意してね、ということです。

そして、3日間のデータ通信用が1Gを切ると、翌日から通常利用可能となります。
2017年3月1日からこの制限は撤廃されました。

しかし、ここにデメリットがあります。

写真を見ると、モバイルwifiは、高速通信・低速通信を問わず、
データ通信量の総量が表示されるのに対して、
楽天モバイルの会員画面では、高速通信のデータ通信量が表示されています。
写真を見てわかるように、高速通信はほとんど使ってないにもかかわらず、
通信速度が規制されています。

つまり、楽天モバイルでは、
低速通信のみを利用していても、データ通信容量が連続する3日間で規定量をオーバーすると、
速度が規制されるということです。
高速通信をしてないのに規制されるというちょっとおもしろい現象かもしませんね。
デメリットだと思ってしまいました、私。
2017年3月1日からこの制限は撤廃されました。

こんなユーザーが楽天モバイルに向いてる

月5Gプランだと、連続する3日間でのデータ通信量は1Gで速度制限されてしまいます。
つまり、連続する3日間で、1日330M程度以上使えば制限されてしまいます。
しかし、1日330M使うと、330M × 30日 = 約10G
ということになり、月5Gプランではオーバーしてしまいます。

そのため、
5G ÷ 30日 = 165M程度/日
を毎日コンスタントに消費するようなユーザーが、
楽天モバイルに向いていると思います。

低速通信であっても、使いすぎると速度が制限されてしまうので、
いざ高速通信を使おうと思って、切り替えても高速通信できないことになりかねないので、
毎日平均的な使い方をする人は楽天モバイルに向いています。

自分の使い方に合わせてご検討くださいね。
2017年3月1日からこの制限は撤廃されました。