目に見えると危険が増える
いろんなところでwifiの電波が飛び交う昨今ですが、
そんな中、フリーのwifi以上に危険になる可能性があるものがあります。
一時期、個人情報保護法が流行って、誰しもが名前などを公開したがらなかったのに、
今ではSNSなどで自分の名前や写真を公開してる人が多くなってきてます。
このことと、wifiとがどう関連して、どのように危険なのでしょうか。
これがなぜ危険かわかりますか?
ネットワークのセキュリティに詳しい人はこのようなことをしないと思います。
では、何がいけないのかみていきましょう。
SSIDを名前にすることの危険性
先ほどの画像では、iphoneでテザリングしてる様子が伺えますね。
もちろん、私がテザリングしてるわけではないです。
私のwifi選択画面に表示されたものです。
危険1
名前がSNSやネットでそのまま検索されるとどうなるでしょうか。
もし、SNS等でこの名前を使っていると、公開している情報は全て閲覧されます。
下手をすると、「先日、●●であなたの電波を発見しました」などと、
SNSで友達申請してきて、なおかつストーカーに発展するかもしれませんよ。
危険2
wifi電波を拾った場所が、電車や新幹線などの閉ざされた空間だとしたらどうでしょうか。
下手すると、駅で呼び出しのアナウンスをされかねません。
デパートでも、「●●様、お友達がお待ちです」などと、店内のアナウンスで呼び出され、
全く知らない人にあなたの名前と、顔がバレるだけではなく、
さらに、その知らない人により、名前と顔(全身)の画像が拡散されかねません。
危険3
wifi電波が届くということは、距離的にそんなに遠くはありませんよね。
つまり、比較的大きな声をその場で出せば、本人に届くかもしれません。
例えば「●●さんいますか〜!」などと呼ばれて、返事をしてしまったが最後、
あなたの名前とその時の格好がバレてしまいます。
さらに、電波を拾った場所によっては、あなたがその近辺に住んでるとも推測できます。
その上で、「あなたのiphoneから情報がダダもれですよ!」などと言われたら、
スマホやネットに詳しくないあなたなら、ちょっと怖くなりませんか?
詳しい人は、そんなSSIDにはしないと思いますしね。
対処法
wifiのSSIDに、自分の名前を使用することはおすすめできません。
同じ理由で、このように会社名の一部も使用すべきではありません。
会社の建物は移動しないので、その電波の範囲内にその会社が存在することになりますね。
テロリストに狙われたら一発でアウトでしょう。
そのため、最悪でもデフォルトの名前か、無意味な文字列にするのがいいでしょう。
あわよくばステルス機能を有効にして、SSIDを隠蔽するのがいいと思います。
できる限りのことをしても狙われてしまう現代であっても、
なんら対策してないと、余計に空き巣やストーカーに狙われるリスクが増えるだけです。
気をつけましょう。