特許図面はずさん

図面というのは所詮平面図です。
それを、いきってイラストレーターで描く必要は当然ありません。
手書きはもちろん、エクセルやパワポでOKです。
イラストレーターやCADなんて使ってる特許事務所は、
そのライセンス料が高いだけなので注意が必要です。
特許明細書に図面が必須ではない以上、
図面は当業者がわかればよいのです。

それでもお金を取られる

特許事務所に図面を描いてもらうと当然お金が取られます。
1図面で3000円〜くらいでしょうね。
アホみたいな図面、過去の図面からの流用、他と同じ図面、
何をしても図面は平面図なのに、お金を取られます。
ここに違和感を覚えれば、私と似てますよ(笑)

同じものを作るほど楽なものはない

陶器やガラス容器のように、人の手でアナログで作るものは同じものはできないでしょう。
しかし、特許図面なんてのは、過去の使い回しはもちろん、
基本コピペですよ。
当然、かなりしんどい図面もあります。
しんどいかどうかは、企業が過去に使った図面によります。
つまり、同じ企業の同じ部署だと、扱う技術は似通っているので、
図面も似たようなものですよね。
さらに、発明の本質ではない部分については、正直どうでもいいのです、図面なんて。
理由は、それで拒絶されるなんていう法律がないからです。
特許法49条に限定列挙されません。

図面なんて所詮補助書類

これにどこまでお金をかけますか?
発明を開示しすぎると真似されやすく、簡単に模倣されます。
模倣を禁止するのが特許法の趣旨ですが、特許されたらの話です。
どうでもいいような発明を出願する馬鹿な企業がありますが、
これは金の無駄ですよね。
明細書、図面はあくまで「当業者」が理解できればいいのです。
細かいところは発明の主たる部分じゃなければどうでもいいのです。
そこにお金はかけない方がいいでしょう。

ではどうすればよいか

過去に似た図面があるのであれば、
それをきちんと管理しておき、
特許事務所が描き上げてきた図面に対して、
過去の流用なのだから金を請求するな、と言いましょう。
例えば、全部で10図面あるとします。
そのうち1図面でもいいから、過去と同じ図面があれば、
それで3000円取られるってどう思いますか?
労力0に3000円ですよ。
貴殿はよほどの金持ちですね、となるわけです。
図面を見て、過去と同じ図面が流用されてるのに、
図面数×3000円という謎の計算式で請求されてる場合は、
いちゃもんつけましょう。
なぜ、他の図面と流用図面が同じ値段なのかと。

特許事務所の言うことを鵜呑みにしてはいけませんよ!