痛風になりにくい都道府県トップは!?

日本全国で最も痛風になりにくい都道府県がどこかご存知でしょうか?
その地域の生活習慣を真似れば痛風になりにくい生活を身につけることがでそうです。
それでは、ランキングを見てみましょう!

このランキングを見ればわかるように、一番痛風になりにくいのは「群馬県」です。
2位は福井県、3位は広島県と続いていきます。
一方で、最下位はどこか気になるかもしれませんが、後ほど発表しることにします。

群馬県の何が痛風予防によいのか

では、群馬県の方はなぜ痛風になりにくいのでしょうか?
生活に何を取り入れているのか見てみましょう。

こんにゃく

群馬県では、モツ煮込みが食されることが多いそうです。
モツ煮込みにはこんにゃくが入っています。
また、こんにゃくの生産もかなりの量だそうです。

こんにゃくは「アルカリ性」食品に属し、尿をアルカリ性にしてくれるそうです。
痛風の原因である尿酸は「酸性」なので、アルカリ性には溶けやすいということですね。

では実験とその結果を見てみましょう。
左側はph5、真ん中はph6、右側はph7の液体です。
それぞれに尿酸を入れてかき混ぜてどれが一番早くとけるかという実験です。

かき混ぜてる画像は右側ですが、この画像のうち、右側のビーカーの液体が透明になってますね。
つまり、尿酸が溶けてしまったということです。
液体に溶けた尿酸は尿と一緒に体外に排出されるので、
尿酸値が上がりにくくなるということにつながります。

逆に、酸性の食べ物というのは主に肉類ですので、肉類の食べ過ぎは尿が酸性なるそうです。
ですので、その状態で尿酸値が上がる食べ物を摂取しすぎると、
尿酸値が正常値の7を超えて、痛風予備軍になってしまう可能性が高くなるそうです。
痛風の症状は、ワニに足をずっと噛まれている状態に近いと、
お笑い芸人の陣内智則さんがおっしゃってました。

尿酸値が気になる方は、アルカリ性食材を意識して摂取するのがよいようです。

群馬県民の気質

群馬県の方は、奥様が強い権限を持っているとサタデープラスでやってました。
いわゆる「かかあ天下」だそうです。
なぜかかあ天下だと、痛風になりにくいのでしょうか?
それは、旦那さんがお酒を飲むにしても、奥さんの許可が必要であり、
勝手に暴飲暴食がしづらいという気質が育っているからだそうです。
奥さんが家庭の健康管理の役目を担っていて、旦那さんがそれに従っているので、
必然的に痛風になるような食事をしなくなっている、と言ったところでしょうか。

乳製品

群馬県の方はよく牛乳を飲むそうです。

毎日1杯の牛乳がどのように痛風に影響するのでしょうか。
研究結果が紹介されてましたので、それを示します。

なんと12年間毎日1杯の牛乳で43%も痛風発生率が減少したそうです。
すごいですね。
牛乳は小学生ならほぼ毎日飲んでますので、その習慣を大人になっても続けていれば、
おそらく今でも牛乳を飲むのが日常だという方が多いのではないでしょうか。

乳製品の何が効果があるのでしょうか。次の画像を見てください。

乳製品に含まれる「カゼイン」というタンパク質が、
尿酸の尿からの排出を手助けしてくれるそうです。

まとめと最下位の発表

群馬県に学ぶ痛風予防法としては、
こんにゃく+乳製品
というところでしょうか。

これを応用しますと、
お酒を飲むときに、こんにゃくやチーズをつまむとよい、ということになるかもしれませんね。
私もやってみようと思います。
アルカリ性食材には、他にも海藻類や根菜類などの野菜があるので、
肉類を食べるのであれば、これらも一緒に食べるのをおすすめします。

では、最後に、痛風になりにくい県の最下位ですが、
「高知県」だそうです。
まぁ最初の写真にない県が該当するのはわかっていたと思いますけど。
高知県の方は、よくお酒を飲むので痛風になりやすいのではないかと、
考えられているようです。