給与所得等の入力例

国税庁HPで、
確定申告書をブラウザで作成することができます。
画面に説明があるので、初めての人でも比較的簡単に入力できます。
源泉徴収票や、保険料等の納付証明書を手元に用意しておきましょう。
やり直しや途中での保存が可能なので、間違っても心配いりません。
1日で完成しなくてもいいのです。

入力画面はこんな感じです。


入力する主な項目は、
・給与(支払金額)
・源泉徴収税額
・配偶者有無
・社会保険料
などです。

入力を間違えても、再度青文字のリンクをクリックすると、
何度でも修正可能です。
入力するのに必要な項目を、
都度リンクをクリックして詳細な入力画面から入力していきましょう。
画面を遷移していくと、最後に確認画面が表示されます。

上場株式等の譲渡所得等の入力例

株取り引きをしている人で、ある年の株の売買で、
トータルがマイナスになった場合、そのマイナスを翌年以降に繰越できます。
というか、繰越しないと、翌年の株の利益が損してしまいます。

例えば、平成28年の株取り引きでの損失が50万だったとします。
翌平成29年に利益が20万あったとしても、平成28年と平成29を足すと、
まだ30万マイナスということになります。
なので、平成29年の20万の利益に対して課税されると、
なんでやねん!
と思っちゃいますよね。そう言う場合はこれをします。

入力に必要なものは、
証券会社が作成してくれる「特定口座年間取引報告書」です。
これに記載されている金額を入力するだけです。

最後は印刷して税務署に提出

給与所得と株、その他必要な項目を入力したら、
後は印刷して税務署に郵送すればいいでしょう。
一応、印刷前にはPDFで作成される確定申告書をチェックしましょう。

実際の確定申告書を見る場合はこちら
チェックリストも一緒に印刷できるし、
提出先の税務署の住所も印刷されるので、切り取って封筒に貼るだけです。

サイトによっては、戻ってくる税金額が少ない場合(例えば2000円とか)は、
作成にかかる時間と手間を考えると、手続きしなくてもいいんじゃないか?
というような記載があります。
しかし、私は、2000円でも1000円でも、
返してもらえるならやるべきだと思います。
がんばって働いて得たお金が無駄に税金として、
国に使われてしまうんですよ。

もちろん、戻ってくる税金額が郵送する送料よりも安い場合はやらないほうがいいです。