月々の料金を再確認する

一般家庭で公共料金の1つである電気代を少しでも節約したいと思う方は多いと思います。
一人暮らしであっても、家族住まいであっても、
電気代が少しでも安くなることに文句を言う人は少ないのではないでしょうか。

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例えば、ゴールデンウィークやお盆、正月などで、家を留守にする場合などは、
比較的電気代も低くなりがちだったり、
暑くもなく寒くもない季節だとエアコンを使わないので、
その分電気代が安くなる場合もあります。

今一度、過去数ヶ月分の電気代の領収書をチェックしてみましょう。
できれば、春〜冬1年間の電気代がわかるのが好ましいかと思います。
ですが、各季節(例えば1月、4月、7月、10月)の電気代だけでもわかれば、
ある程度判断できますので、確認してみてください。

支払い方法が何であるか

次に、電気料金の支払い方法をチェックしましょう。
ポイントを貯めるためであったり、
他の公共料金や携帯電話などの料金と一本化を図るために、
クレジットカードで払ってる場合があると思います。

クレジットカードで払っている場合には、
ポイント還元率(いくらで何ポイント付与されるか)も確認してください。

一方、口座振替で支払っている場合もあるかと思います。
場合によっては毎月振込みというのもあるかもしれません。

ご自身で今一度電気料金の支払い方法を確認してみてください。

電気料金と支払い方法で生じる割引

まず、クレジットカードで支払いしてる場合を例に挙げます。
クレジットカードの場合、100円または1000円で1ポイントの場合が多いと思います。
ここでは100円で1ポイントと仮定します。

そうしますと、
月々の電気料金が5000円(税込)だと、毎月50ポイント付与されます。
つまり、毎月50円分のポイントを得ることになります。
ですので、口座から5000円が引き落とされますが、
実質的には50円分のポイントがキャッシュバックというイメージですね。

これが損かどうかはここでは保留にしておきます。

次に、口座振替で支払いしている場合を例に挙げます。
口座振替の場合、「口座振替割引」というものが適用されることがあります。

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この写真のように税込で54円割引になります。
したがって、月々の電気料金が5000円(税込)だったとしても、
実際には4946円が口座から引き落されます。

この結果を見て、クレジットカードと口座振替で、
どちらが「損」だと思いますか?

まとめ

クレジットカードの方が「損」していると思うのは、
電気料金が5000円だと仮定しているためです。

ところが、月々の電気料金が6000円以上する場合には、
クレジットカード支払いによるポイントのキャッシュバックの方がメリットがでます。

では、電気料金で「損」する分岐点はどこでしょうか?
「口座振替割引」の額と「ポイント還元率」によりますが、
口座振替割引が54円で、
クレジットカードのポイント還元率が100円で1ポイントだとすると、
電気料金が5500円以上ということになりそうです。

実際に計算してみますと、
電気料金が5499円の場合
・クレジットカードの場合:5499円ー54円分ポイント=5445円
・口座振替の場合:5499円ー54円(割引)=5445円

電気料金が5500円の場合
・クレジットカードの場合:5500円ー55円分ポイント=5445円
・口座振替の場合:5500円ー54円(割引)=5446円

いかがでしょうか?

微々たる差ですが、月々の電気料金が5000円以下なら、
口座振替の方が損はしなさそうです。

いまいちど、見直してみてはいかがでしょうか?